危機のいま古典をよむ [ 與那覇 潤 ]

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與那覇 潤 而立書房キキノイマコテンヲヨム ヨナハ ジュン 発行年月:2023年11月21日 予約締切日:2023年09月13日 ページ数:240p サイズ:単行本 ISBN:9784880594392 與那覇潤(ヨナハジュン) 評論家。1979年、神奈川県生まれ。2007年、東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了。当時は歴史学者で、専門は日本近現代史。地方公立大学准教授として7年間教鞭をとった後、17年に病気離職。新型コロナウイルス禍での学会の不見識に失望し、21年刊行の『平成史』(文藝春秋)を最後に歴史学者の呼称を放棄した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 序 「専門家」にさよならをー中井久夫『分裂病と人類』ほか/第1部 疫病と戦火の時代に(旧約聖書「ヨブ記」/志賀直哉「小僧の神様」/ターンブル『食うものをくれ』/中野重治「吉野さん」/コンラッド『闇の奥』/村上春樹「世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』/ル・カレ『ティンカー、ティラー、ソルジャー、スパイ』ほか)/第2部 読書が自分をつくる(思春期の入り口でー寺村輝夫『消えた2ページ』/コロナ禍 酔いどれ天使/ネット以前のこと/創作に教わった歴史ー陳舜臣『秘本三国志』ほか/塾にもあった図書室ー『太陽/特集・江戸川乱歩』/わが人生最高の10冊)/第3部 書物がつなぐ対話(人類史から見た現在×エマニュエル・トッド/平成の言葉と身体×苅部直/戦後史の光と影×佐伯啓思・宇野常寛・先崎彰容/新たな戦争と日本×小泉悠)/結 「未来」を売る季節のおわりー三島由紀夫『青の時代』 コロナ、ウクライナ、そして…危機の時代こそ、「専門家」任せにせず、自分の頭で読み、考える。希望の読書論!E.トッド、苅部直、佐伯啓思・宇野常寛・先崎彰容、小泉悠との“書物がつなぐ対話”も収録。 本 その他