◎ビーニャ・ファレルニア ドンナ・マリア カベルネ・ソーヴィニヨン(赤) 750ml

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2,300 엔
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22,240 원

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《ワイナリーのカリスマ的な母に捧げたワイン》南米チリ最北端の産地、エルキ・ヴァレー。当店で扱っている世界各地のワイナリーの中でもトップクラスの秘境生産地でしょう。チリワインの産地の中心は、サンディアゴから南に集中しています。チリワインは日本の食卓にすっかり根付きましたが、まだエルキ・ヴァレー産は少ないと思います。イタリアからの移民の二人のいとこ同士が共同オーナーのワイナリーが、このファレルニア。他のチリの生産者たちに「あの二人のイタリア人は愚かだ」と非難されましたが、信念を貫き通しました。彼らがワイン造りを始めた事で、エルキ・ヴァレーは新しい産地としてワイン地図に記されることになりました。ワイン名の「ドンナ・マリア」は、12歳の時に先に移住してきたアルド・オリヴィエ・グラモラのお母様。1951年に夫と7人の子供を連れてイタリアからチリに移住した強き母です。《シニアソムリエまーちゃんのテイスティングコメント》ビーニャ・ファレルニアでは当店では「ドンナ・マリア シラーズ」がずっと一番人気です。アパッシメント(陰干し)して糖度を高めた葡萄から造る濃厚な味わいが特徴的。今回ドンナ・マリアのシリーズに加わったのが「カベルネ・ソーヴィニヨン」。このカベルネはアパッシメントはしていない通常の製法ですが、こちらも十分に濃厚で力強い味わいです。しっかり濃い赤紫。ブルーベリーのような黒い実を思わせる濃厚な果実香に加え、樽由来のふんわり甘いバニラ香も。カベルネらしくしっかり濃厚で力強い果実味。「ドンナ・マリア シラーズ」同様、アパッシメントのブドウも入っているという思い込みで飲んでいたせいもあるかもしれませんが、ふくよかで弾力性のある甘みも十分です。タンニンもがっしり豊富。酸には角なく、心地よく全体をまとめています。チリのいわゆるフレンドリーなチリカベより、明らかにランク上の複雑味あり。強さもエレガントさもある充実の1本です。葡萄は石のある場所を意味する「ペドリスカル」の畑から。元はエルキ川の川底だったため、土壌は砂と石の多い沖積土の土壌。内陸部に位置し温暖。痩せた土壌のため収量は低くなりますが、 集約した風味を持つ葡萄が収穫できます。収穫:100%手摘み醸造・熟成:注意深く選別し、除梗、破砕。アルコー ル発酵前に低温で 72 時間コールドマセラシオンを行い、色とアロマを抽出。温度管理されたステンレスタンクで発酵。マロラクティック発酵後、フレンチオーク樽で12ヶ月熟成。《チリでワイン人生第二幕がスタート!》イタリアのトレンティーノから12歳の時にチリに移住し、ピスコ(葡萄から造られるチリの蒸留酒)会社を経営するアルド・オリビエ・グラモラと、イタリア人醸造家のジョルジオ・フレッサティ。二人は従兄弟で、1995年、観光でフレサッティ氏がアルド氏を訪問した時(35年ぶりの再会)、エルキ・バレーの日の光と青空、無いものを欲しがるのではなく今あるものに感謝するという人々のライフスタイル、そしてその壮大で未知なる力を秘めた土地に感動し、翌日にはこの土地でのワイン造りを決意。それからというもの、風や湿度、気温などの気候条件を数時間おきに毎日計測し、徹底的な調査を行ないました。調査は2年間続き、1997年にベストだと判断した場所に葡萄を植え、1998年にビーニャ・ファレルニアを設立。二人は「それまで生食用やブランデー(ピスコ)用の葡萄しか造られていなかったこの地でワイン造りを始めることは革新的な出来事だった。情熱と技術、チリの大学のアグロノミストのサポートによって、主要なワイン生産地からはるか遠く離れたエルキ・ヴァレーを、計り知れないポテンシャルをもった素晴らしいワインの畑に変貌させるという目標が原動力になっている。」と考えています。《標高も降水量も目を疑うケタ外れの産地》畑は、冷涼なエルキ・ヴァレーの中で350m-2070m(←驚きの標高!)の4箇所にあり、自社畑が320haと長期契約畑100haと広大です。年間降雨量は僅か50mmのため灌漑は不可欠で、土地の値段より水利用権の方が高い程。畑はエルキ・ヴァレーの中の4箇所にあり、それぞれが特有の気象条件をもっていますそれぞれが特有の気象条件を持っています。タンクやボトリングマシーンなど、設備は全てイタリアから取り寄せました。ステンレスタンクは、温度を同じに保つため、厚さが12cmもあるものを選んでいます。発酵用には人工酵母、マロラクティック発酵は自然酵母を使用。樽はフランス産とアメリカ産を使用。どちらもカントンというメーカーのもので、ホワイトチョコレートのような甘さを持った味わいと、タンニンに丸みがでるという特徴があります。瓶詰め前のフィルターは、赤は1回のみ。明るくて広いこだわりの研究室(ワインや葡萄を分析)では、エルキ・ヴァレーの土地と、イタリアで培ったエノロゴとしての腕前が花開きます。ワインのラベルは、インカ文明の地上絵からとったもので、歴史を尊重したいという想いからデザインに採用しています。「頭の中にはもっともっと良いワインのイメージがあります。毎年毎年、品質を上げていきますよ。」